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Programs & Services (Japanese)

作品のメタ・データ収集とメディア保存状態のアセスメント

コレクション保持者に詳細な記録(データベース)の制作のアシスタンスとコレクション作品の保存状態のアセスメントをお手伝いします。

記録
日本の実験映像の大規模なアーカイブがあまり存在しないという事実の中、存在する作品の記録をすることで、その歴史を残し、情報を持続的に保存するということがコレクション・サーベーの一番の趣旨です。さらにメディアの状態やコピーの数、トランスファーの歴史、ジェネレーションのヒエラルキーなど細かい情報を収集をすることで、一番よいマスターの保存場所を記録し、今後保存活動を進める上で必要な情報を調査していきます。また収集した情報、メタ・データは形態を統一することで今後、情報を共有できるインフストラクチャーの構築を目指します。この活動を進める上での注意点はボキャブラリーのスタンダード化、バイリンガルなデータベースの取り組み、そしてオープン・ソースなデータベース技術などです。
保存
コレクションの保存状態を調査することで各作品の保存の必要性を把握し、それをもとにコレクション保持者の企画やリソースによった保存対策のプラニングを手助けします。

カンフェレンス & ワークショップ

カンフェレンスやワークショップを設け国内外の関係者のコミュニティーをつくり、情報交換のネットワークを育てます。国外からメディア保存やアーカイブのプロフェッショナルを呼び、日本国内におけるメディア保存活動の必要性の認知度を高め、テクニカルな知識向上を目指します。

オンライン・リソース

すでにインターネットで英語で公開されているメディア保存、展覧、修復などについて書かれているリソースを和訳し、ウェブ上で公開します。

一般向けイベント

CCJの活動対象となる作品のアメリカでの上映会やパネル・トークを通して新しいスカラーシップの発表場、そしてこれまで展覧されなかった作品の紹介、プロモートをします。

保存プロジェクト

CCJはコレクション保持者が行う保存プロジェクトを資金集めのサポートや保存作業の監修などを通してサポートをします。

デジタルアーカイブ

CCJは長期ゴールとしてこの文化のより深い研究と記録を助けるため、研究者とコレクションをつなげるブリッジ・プラットフォームの構築を目指しています。その可能性として作品の抜粋版、説明文、スチル、作家紹介、エッセー、一次、二次資料や参考文献一覧などの資料をウェブ上で公開するデジタル・アーカイブやすでに存在するウェブのリソースとの連携など、CCJのアドバイゾリー・コミッティーやパートナーが今後議論して計画を練ってきます。